1か月以内にはβテストがスタート予定のMMORPG
「FINAL FANTASY XIV」を筆頭に,さまざまなプラットフォームの注目作が出展された,E3 2010のスクウェア?エニックスブース。本稿では,同社の出展内容をざっと確認しつつ,ブースの構成や雰囲気などをお伝えしていこう。
■「FINAL FANTASY XIV」 来場者の,そして日本の読者の注目をもっとも集めたスクウェア?エニックス作品は,やはりMMORPG
「FINAL FANTASY XIV」(
PC/
PlayStation 3,以下,FFXIV)だろう。事前にアポを取ったメディアしかプレイできないという制約があるにも関わらず,FFXIVが出展されているコーナーには常に人だかりができていた。
4Gamerでは,プレβバージョンのFFXIVを軽くプレイさせてもらった直後に,同作のプロデューサー
田中弘道氏,北米版プロデューサー
黒澤尉志氏へのインタビューを行った。インタビュー記事では,βテストが向こう1か月以内に開始予定であることや,気になるPlayStation 3版の話題なども掲載している。プレβバージョンで撮影した新たなスクリーンショットも確認できるので,一度と言わず,二度,三度とチェックしておいてほしい。
■「ケイン アンド リンチ2 ドッグ?デイズ」 2010年8月26日に発売予定のクライムTPS「ケイン アンド リンチ2 ドッグ?デイズ」(
PC/
PlayStation 3/
Xbox 360)は,特設コーナー内に
プレイアブル出展されていた。Hitmanシリーズで有名なデンマークのデベロッパ,IO Interactiveの最新作ということで,本作に注目している4Gamer読者も少なくないのではないだろうか。以下の記事では,バイオレンスとユーモアのバランスが絶妙な本作の開発者,IO InteractiveのKarsten Lund氏とKim Krogh氏によるプレゼンテーションを紹介しているので,興味のある人はぜひどうぞ。
■「フロントミッション エボルヴ」/「マインドジャック」 ちょうど向かい合わせに配置されていた二つのSF TPS,
「フロントミッション エボルヴ」(
PC/
PlayStation 3/
Xbox 360)と
「マインドジャック」(
PlayStation 3/
Xbox 360)は,いずれもマルチプレイ対戦に絞ったプレイアブル出展。
前者は「ヴァンツァー」と呼ばれる戦闘用ロボットを操り,迫力あるバトルが楽しめる。後者は「マインドハック」という要素を駆使して,マップ上のキャラクターへ次々と乗り移りながら戦うという,なかなかユニークな作品だ。
フロントミッション エボルヴは
2010年9月16日,マインドジャックは
2010年10月にそれぞれ発売予定となっている。どちらもSF設定のTPSではあるが,ゲーム性や遊び方は大きく異なっているので,関連記事を参照しつつ,購入を検討してみてほしい。
「フロントミッション エボルヴ」 | |
「マインドジャック」 | |
■その他のタイトル スクウェア?エニックスブースの中央には,撮影禁止の巨大スクリーンが設置されており,出展タイトルのトレイラーがローテーションで上映されていた。そのなかには,今回久しぶりの映像出展となった「パラサイト?イヴ」シリーズ最新作,
「The 3rd Birthday」のトレイラーも含まれており,各国のメディアの注目を集めていた。4Gamerでは,E3 2010に合わせて公開されたロゴ/新画像を紹介する記事を掲載しているので,シリーズファンはお見逃しなく。