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[TGS 2008#074]「アラド戦記」の魅力を東京ゲーム

 10月11日,東京ゲームショウのエンタメch.ステージにて,「アラド戦記」のステージイベントが行われた。ステージに登壇したのは,同作のGMナゲール氏と,イメージガールを務めるミスアラドの西村みずほさん。二人ともファンにはお馴染みの人物だろう。

 東京ゲームショウという舞台柄か,今回のステージ内容は,アラド未経験者に向けて本作の魅力を端的に伝えるという方向性である。まずは,最近公開されたチュートリアル用のムービーがこの場で紹介された。これは基本操作方法から,町とダンジョンを行き来する独特なゲームシステム,そして5種類のクラスなど,アラド戦記を一から理解できる内容である。

 ムービーについては「こちら」から確認できるが,1本の時間が2?3分前後とコンパクトにまとまっている。CGを多用しており,あとはなんといってもミスアラドがナビゲートしてくれていることから,ツルっと最後まで見てしまうこと請け合い。とりあえず一度ご覧あれ。

 CGを編集する都合上,西村みずほさんは韓国にて撮影を行ってきたとのことだが,実際に出来上がったのを見たときは,恥ずかしいながらもとても嬉しかったとのことだ。ちなみに,次に新ムービーが公開されるのは10月15日予定とのことだ。

 ゲームショウの来場客がアラドのゲームシステムを大まかに把握できた後は,GM2人とみずほさんの3人がパーティを編成し,実際にダンジョンへ挑戦することに。みずほさんは,プライベートでのメインキャラクターと同じメイジのキャラクターを使用。とはいえ,イベント用に用意されたキャラクターはかなりレベルが高かったのか,普段とは勝手の違うスキルの数々に驚いていたご様子。


 選ばれたダンジョンは「ゴーレムの塔」で,これはプレイヤーレベル帯としては21から24前後を主な対象としている。感覚的には,一次転職を終えた脱初心者といったところだろうか。
 ゴーレムの塔の特徴は,登場するモンスターがどれもタフで防御力も高いことだ。しかし魔法に限り効果的にダメージを与えられ,必然的にみずほさんが操るメイジが大活躍する形に。まぁ筋書き通りのシナリオとはいえ,未経験者にアラドの魅力を伝えるには,これくらい分かりやすい展開のほうが効果的だろう。

 ダンジョン攻略に続いては,アラドのもう一つの大きな醍醐味である決闘(PvP)モードについても紹介。さすがにこれは,みずほさんではプレイヤースキル的に荷が重いと判断したのか,GM同士によるエキシビションマッチという構成で行われた。
 アラドのPvPは人気が高く,日韓決闘大会が定期的に開催されるほどである。すでに次回開催に向けて準備をし始めてるとのことで,訪れた熱心なファンにとっては嬉しいニュースだったかもしれない。


 その後は携帯電話版の「アラド戦記モバイル?鬼剣士編?」,テレビアニメの「スラップアップパーティー -アラド戦記-」をさらりと紹介。1時間のステージイベントはこれにて幕を閉じた。

 イベントを振り返ると,アラドの魅力をダイジェスト的に紹介するという意味では,かなり充実した内容だったと思う。会場に訪れた熱心なファンの中には,今後のアップデート情報をはじめとした,もう少し深い話を聞きたかった人もいたかもしれないが,まぁ東京ゲームショウという状況を考えれば致し方ない。日韓決闘大会をはじめ,また別の機会を楽しみに待とう。
 それにしても先日開催された両国国技館でのイベントといい,ハンゲームが本気を出すと凄い。その気になれば,来年の東京ゲームショウあたりで,また一大ブースを構えてしまうのでは? 思わずそんなことを考えてしまう。

 ちなみに明日12日は正午から,同じくエンタメch.ステージにて「アークロード」のイベントが行われる。こちらは文化放送デジタルラジオ「超A&G+」の番組「超!ONLINE STATION」の公開録音となり,番組内でアークロードの魅力について紹介するという。アークロードファンも,これからアークロードファンになるかもしれない人も,ぜひこの公開録音をTGS会場へ観覧しに行ってみよう。

日付:2010/11/15  転載:http://www.info-rmt.jp  アクセス回数:1599


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